星を研究する人

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オリジナルの〇〇占い(動物占い・守護色占いなど)の元ネタについて

今回はちまたにある「〇〇占い」についての秘密について書きたいと思います。


本や雑誌、テレビなどでみる「〇〇占い」というものは実に手軽で、一般的に親しみやすいため人気ありますが、「12星座」占い同様、その元となる占術(西洋占星術)のほんの一部だけを使った実に簡素化した占いなので、精度は低いことは否めません。
しかし、複雑な占いの一部を切り取ることにより、占いをエンターテイメントとして楽しめるという部分はあります。

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ちなみに以前の↑記事でも触れてますが、「12星座占い」は西洋占星術で使う10個の星のなかの1つ、「太陽」しか見てない占いです。10天体中1つなので精度は1/10という感じです。
それでもある程度当たるのは抽出した星が「太陽」だからです。月だけ抽出した「月(ルナ)占い」というのもあり、金星だけなら「金星(ヴィーナス)占い」となります。

また、以前「動物占い」というのも、少しポピュラーになりましたが、その占いも元はといえば、四柱推命の日柱の十二運のことです。


十二運は人の一生に喩えられ(胎→養→長→沐浴→冠帯→健禄→帝旺→衰→病→死→墓→絶)、四柱推命での説明はここでは省きますが、その日柱にある十二運で12種類の動物に例えられているのが動物占いです。
対応は以下のとおり。


胎(たい)⇔オオカミ

養(よう)⇔子鹿

長生(ちょうせい)⇔猿

沐浴(もくよく)⇔チーター

冠帯(かんたい)⇔黒ヒョウ

建禄(けんろく)⇔ライオン

帝旺(ていおう)⇔虎

衰(すい)⇔タヌキ

病(びょう)⇔コアラ

死(し)⇔像

墓(ぼ)⇔羊

絶(ぜつ)⇔ペガサス


四柱推命とは、中国で宋代に大成されたといわれている、生まれた年・月・日・時を四つの柱としてその人の運命を占う命術です。

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↑の記事でも四柱推命についてちょっと触れてますが、四柱推命は的中率が高いですが、その分複雑で難解なため、使える人が限られたりします。なので、その四柱推命のほんの一部を使って、もっとポピュラーにわかりやすくしたのが、世に親しまれる「〇〇占い」となることが多いです。


60種類のより詳細バージョンの動物占いもあるようですが、それも同様に、四柱推命の日柱の干支(60干支)の組み合わせを使った占いのようですし、「〇〇占い」+「12種類」となったら「四柱推命」がベースとなっているものが多いです。

でも、自分が占術を本格的に勉強するまでは、そんなベースがあることなど全然知りませんでした。




私は、小さい頃から占い好きだったので、本棚に「〇〇占い」という本は昔からあって、その中でも「当たる!」と気に入ってた本がありました。

これです。




守護色相性占い

2000年10月に発行してるのでだいぶ古いですね。
動物占いに比べたらかなりマイナーですが;当時は楽しんでいました。

生年月日から、12種類の守護色を割り出し、相性を見るという、いたってよくあるものです。


発端は、姉が「この本は結構当たった感じがしたけど、歴が2000年までしかないから、自分の子供の守護色はわかんないねー」と言っていたのを聞き、
本格的に占術を勉強している今だからこそ、この占いは何をベースにしているんだろう?と疑問に思いました。

占い師のなかには、様々な占術を組み合わせて、独自の占いをしてる方もいますが、これもそのうちの1つなのかなぁと思っていました。
研究して独自で編み出した占いなら多分わかんないなー、と思っていたんですが、

昔、守護色占いでカラーを調べたことのある2人の友人の四柱推命の命式を見てたとき、ふと、日柱が同じ干支だということに気づき、


あれ?そういえば、この2人、守護色占いでも同じカラーじゃなかったっけ?

となり、

これってまさか、日柱の十二支でカラーが決まってるんじゃないか?

と気づきました。


つまり、この守護色占いも、四柱推命の一部を切り取った占いだったのです。

対応図はこんな感じ。姉に伝えるために記録しておく。笑


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今はネットで簡単に四柱推命の命式が出せますので、そこの日柱の十二支を見れば、最近生まれた子供でも自分の守護色、十二運を見れば動物などが何か簡単にわかりますね★笑


調べてみると、この守護色相性占いは、四柱推命ベースなので、命式の日柱にある十二支の相性で良し悪しが決まってるみたいです。(守護色のカラーと十二支が内蔵している五行(蔵干と呼ぶ)のカラーイメージはあまり関係なさそうです。
四柱推命の用語でいうと、「支合」*1「三合」*2と呼ばれる相性が特に良しとされ、「沖」「害」「刑」とされる相性はあまり良くないとされてます。
動物占いの十二運も同様です。



そういえば、細〇数子さんも、〇ッターズ飯田さんも色々な占いを研究し、独自にアレンジされたオリジナルな占いを出されていますが、よくよく見ると四柱推命がかなりベースにある感じだし、やはり四柱推命は占術の王様と言われるだけありますね・・・


実際の元の占いとなる四柱推命、他に西洋占星術紫微斗数などは、生まれた時間も見るので、それに比べると一部を抽出した大雑把な分類では当たらない部分もありますが、逆に言うと、元の占いの一部分を抽出しただけでも、ある程度当たる部分があるというのは、元の占いの精度が高いことが伺えます。






血液型占いが流行るのは、日本と韓国だけと言いますし(海外の方は、ほとんど自分の血液型を知らず、気にしていないらしい)、日本人は〇〇占いとかがわりと好きだというのを聞いたことがありますが、確かにそういうところあるかもと思います。(一時期出てきた「13星座占い」というのも、元は海外でシャレ的に言われたものを日本のメディアが鵜呑みにしたもので、取り扱ったのは日本だけと言われてます)笑


四柱推命は本当に奥が深くて面白い占術ですが、その難解さからなかなか誰しも使える術ではないので、このようにエンターテイメントとして切り取った占いで気軽に楽しむ(四柱推命の一部に触れる)のもありなのかもですね。

自分のように凝り性みたいな奴は、それだけでは飽き足らず、マニアックに勉強してしまうんですが。笑

*1:「支合」とは、「子-丑」「寅ー亥」「卯ー戌」「辰-酉」「巳-申」「午-未」の6種類あり、いずれも同質同士の結びつき

*2:「三合」とは、「申-子-辰」「巳-酉-丑」「寅-午-戌」「亥-卯-未」の4種類あり、これは互いに「異質」の性格でありながらとても調和し力を与え合い、結びつくことで発展性が生まれる組み合わせ。この3つのうち、2つの支の組み合わせを「半会」と呼ぶ。