星を研究する人

星や宇宙、占星術、タロット、哲学、心理学、潜在意識や引き寄せ、悟りといった、学問的なものからスピリチュアルなものまで、興味あることを自分なりに追求しまとめるためのマニアックブログ

【続】自由意志と宿命論(占術)の関係について考えてみた。

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www.astro-study.net

タイトル通り。以前書いた上記の記事について、また最近思うことがあったので記しておこうと思いました。


↑の記事でだらだらと長ったらしく書いてますが、簡潔にまとめると

私は以前この記事で、「自由意志」を完全否定する意見について悩んでいて、
その理由は「引き寄せの法則」の手段的なもの(アファーメーションなど)は、この場合はどのような見解になるのか?としたことで、自由意志と宿命論との脳内議論みたいなことをしていたのですが


最近、これまた偶然にまたある意見を目にすることがありました。それが、




信仰宗教の熱心な信者の方が大熱で寝込んでいた時に、
「これは神様が休息をお与えになったということなので、感謝しながら休んだ」と言っていて、

それに対して、方法はどうあれ、この方は自由意志の放棄に成功しているというお話でした。




放棄の方法は、潜在意識でも宗教でも神様でも、別に何でも良くて、要するにここで言う「放棄」とは、自分の意志で何かをどうこうしようとしないこと。



つまり、何が言いたいのかというと、ここでの大事なポイントは、「自由意志」=「自我(エゴ)」と捉えていることです。







先ほどの話は体調の話でしたが、

それを例えば、めっちゃ不幸に直面した時に置き換えたら、

この人はきっと
「これは神様が試練をお与えになったということなので、感謝して受け入れた」

となるのではないかと思いました。



「現実に抗うこと」が「エゴ(自由意志)」だとすると、

「何故、自分はこんなに不幸なのか」「何故、神様は助けてくださらなかったのか」となりがちですが、

神様であろうが、潜在意識であろうが、要は「それは、最善の選択であった」と思うこと。

要するに「そうじゃない」と思う自分=自我(エゴ)を手放すこと。




そう考えると、前回の記事に書いた、「自由意志は少ない」「純然たる不幸に意味はない」「不幸の意味を考えてはいけない」と言っていた方の意見も腑に落ちます。

この前回の意見の方は、その上で宗教を否定してるような意見も見られたので、余計わかりづらかったけど、

なるほど。「自由意志」を「自我(エゴ)」だと捉えてみるなら話もわかる。



自我(エゴ)の手放し」となれば、引き寄せや宇宙の法則(潜在意識関連)の話に通じるものがあります。






この「自我(エゴ)」というものは、重要だけどものすごく厄介で、特に、潜在意識関連の話を理解する上ではおさえておきたい概念なので、自我(エゴ)の話はいずれまた詳しく書こうと思います。







それにしても、この命題を考えてから、1週間ちょっとで、また新たな回答を得られるなんて、本当に面白いです。


ユング心理学でいうと、共時性(シンクロニシティ)ってやつですかね。




今回のテーマの自由意志と宿命論(占術)の関係についてですが、


自分もそうなんですけど、思うに、先天的「凶」の要素が多い人ほど、人の「運命」というものに興味を抱きやすく、そしてそれについて深く考えがちな気がします。笑


自分の占い(命式)にも出ているんですが、私は「凶」だからと言って「はい、そうですか」と黙っているタイプではなく、わりと「反骨精神」が強いように思うので、自分の中の「きっともっとみんな良くなる方法があるはず!」と思う自分が、このテーマにすごく反応したのかなと思いました。笑

それがエゴだと言われれば、そうかもしれないんですけどね。笑

例えば「正義感の強い」人には「正義感を試すような事象が現れる」と引き寄せ関連では言われますが、似たような感じです。笑


うーん。エゴって本当に厄介で難しいです。。。




潜在意識関連を研究していくと、必ずぶち当たる「自我(エゴ)」という壁。

この概念を思い出すことで、前回の問題が腑に落ちたように、この前の陰陽二元論の話ではないですが、宇宙において物事は常に表裏一体なので、「自由意志」と「宿命論」一見矛盾しているように思えるのですが、もしかしたら実は表裏一体なんだろうな、という気がしてます。

自分の知識や語彙能力が足りず、言葉でうまく説明できないのですが。泣

引き続き、色々アウトプットしながら、わかったことや気になったことをその都度まとめていきたいです。